バゲットが1本食べきれないで残る。よくあることですね。2日、3日となると硬くて食べられなくなります。それを簡単によみがえらせる方法です。
バゲットステーキと言います。フライパンでバゲットを焼くだけです。
バゲットを1センチ幅に切ります。
10g程度のバターを溶かしたフライパンで両面こんがり焼いてください。
かりかりでバターがじゅわっとして、残ったバゲットと思えないおいしさです。
バターがなければ、オリーブオイルでもおいしくできますし、ガーリックバターにしてもひと味ちがいます。
また、あらかじめ1センチでスライスして冷凍庫で保存すれば、好きなときに取り出してすぐ食べることができます。ジッパー付きのビニール袋に入れ、空気を出して、口をきちんと閉じるのがおいしく保存するコツです(写真のようにジッパー部がぜんぶ青色になっていることを確認してください)。
普通にトーストがわりに食べてもいいのですが、これにディップを添えればカナッペのようになります。
一例として、今回作るのはさばのリエット。材料は、これを使います。
さばの水煮は、さばと塩だけを缶詰に入れて、加熱して作るそうです。化学調味料を使わずシンプルなおいしさがあるので、魅力的な食材です。
さばの水煮 1缶
ワイン 大2杯
バター 20g
胡椒 少々
電子レンジ対応の容器にさばの水煮をほぐして入れます。ここにワインを大さじ2杯ぐらい注ぎます(目分量で大丈夫です)。
ふたをあけたまま電子レンジで1分加熱。扉を開けてバターを入れ、さらに30秒加熱してください。取り出したら、胡椒をかけてから、よくかき混ぜてください。
このまま食べても大丈夫ですが、冷やして味をなじませてから食べるほうがおすすめです。
もう一種類のディップは、夏野菜を使ったラタトゥイユにしました。作り方については、私より料理上手な方が、レシピをあげてらっしゃると思うので、検索してそれを参考にしてください。
パンにのせる場合は、1センチ角ぐらいでさいのめに切りましょう。夏は冷やして、日中の暑い時間に食べると、元気が回復します。
さばリエットもラタトゥイユも日持ちするので、常備菜にして少しずつ食べると品数が増えて、楽しいと思います。