スペシャルコラム

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冬はりんごがおいしい季節ですね。
りんごってとれたてであればあるほどおいしいものなんです。
いまだと12月にとれたふじがスーパーに並んでいると思います。

それを使って、リンゴのキャラメリゼを作ってみましょう。
りんごひとつと、食パンと、家にある材料だけでできて、子供もよろこぶ簡単おやつです。

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りんごのキャラメリゼトースト
材料
食パン 1枚
砂糖 大さじ1~
バター 10g
りんご 半個(厚さ5mmぐらいにスライス)

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まずはりんごのキャラメリゼを作ります。
フライパンに砂糖大さじ1をちらすように入れてください。
砂糖の分量はりんごの品種や酸味の強さによって加減してください。
紅玉のようなすっぱいものだと大さじ1.5ぐらいにしたほうがバランスよくなるでしょう。

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中火で加熱してください。
かきまぜたりしないほうがいいです。
はじっこからだんだん黒くなってきます。
黒くなりだしたらバター10gを入れてください。

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完全に溶けたら、一旦火を止めて、りんごを並べます。

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中弱火にして、黒っぽくなってきたら、裏返してください。
焦げやすいので注意して。
表面が乾いてきたらあとは一気に焦げます。
黒いほうが香りがたっておいしいのですが、あまり攻めすぎないほうが安全だと思います。
両面がほどよく黒くなったら完成です。

バタートースト(バター分量外)を作って、キャラメリゼしたりんごを並べましょう。
酸味が立ちすぎると思ったら、はちみつや砂糖をかけて調整してください。
甘さとバランスがちょうどよくなったとき、すごくおいしくなります。

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クロワッサンにはさんでみましょう。
ショソン・オ・ポム(アップルパイ)になります。
まだあたたかいうちにりんごをはさむと、そんじょそこらのアップルパイよりよほどおいしくなります。

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さらに暴走して、アイスクリームをはさんでしまいました。
これはおいしいに決まっているでしょう。
クロワッサンもあたためると、ひやあつのおいしさになります。

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りんご以外の果物でもおいしくできます。
バナナとキウイをキャラメリゼして、トロピカルな組み合わせにしてみました。
マスカルポーネやホイップクリームをのせてもいいですね。

パンの研究所「パンラボ」主宰
ライター 池田浩明
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